野球は出目が実力できまるすごろである
お久しぶりです。ふんどです。
「毎回久しぶりって言ってるけど云々」みたいなくだりはしません。
この記事はICT委員会 コロナに負けないぞブログリレーの記事です。
昨日はりし先輩でした。
http://10riridk0.hatenablog.jp/entry/2020/05/31/170339
明日飛ばして明後日はポテト先輩の記事が投稿されます。
ほなふく君になってました
https://honahuku.hateblo.jp/entry/2020/06/01/235333
さて、今回は野球の話をするのですが、「ひし形を一周して点数を入れあうスポーツ」くらいの知識があれば読めるような努力はします。
なってなかったらすまん。
雑な野球の説明
ということで野球の話をするのですが、タイトルを見て思うことを人によってさまざまでしょう。
野球への知識がある人や、物を斜めから見る人ならなんとなく意味が分かるかもしれません。
ですが、大半の人はこんなことを言われても分からないと思うので、図を使って説明をしたいと思います。
説明
ここに野球のダイアモンドの図を用意しました。
この図のベース(端っこについてる五角形と四角形のやつ)をすごろくで言う「マス目」だと捉えてください。
下にあるホーム(五角形)がスタート地点です。
そして、0~4が書かれた5面ダイスを振ります。*1
例
ここでは、出目が2だったとしましょう。
するとその人は駒を2つ進めることができます。(こんな感じ)
それで次の人の出目が1だったとしましょう。
そうすると駒はこんな感じになります。
それで次の人の出目が1だと
こんな感じになります。
ホーム(五角形)に1人返ってきたので、これで1点です。
この点数を競うのが野球というスポーツです。
以上が野球のクソ雑な説明になります。
少しだけ細分化
もう少し細かく説明しましょう。
先ほども言いましたが、ここで言う出目はヒットです。
ピッチャーが投げて、バッターが打つことで決まります。
そのため、バッターがより良い当たりを放つと出目は増えます。
逆にピッチャーはバッターに打たせなければ出目を0にすることができます。
実際に去年のDeNAのが打ったヒットの割合を見てみましょう。*2
アウト:3601
一塁打:790
二塁打:210
三塁打:14
本塁打:163
こんな感じです。
これをサイコロにしてみると
0が280
1が56
2が15
3が1
4が12
の361面ダイスになります。アホですね。*3
しかし、実際の野球もこういったすごろくに、「ストライク」「ボール」「アウト」等の数字と、選手のプレーが絡んでくるのみで、基本的にはこれぐらい簡易的に見ることが可能です。
実力と数字の話
ここまですごろくとして野球を見ていますが、実際はピッチャーが投げてバッターが打ってこの出目は決まっています。
つまり実力によってこの結果は変わってきます。
とすると、高い出目を出し続ける選手や、相手の出目を抑え続けている選手は評価されているはずです。
そこで出てくるのが、「打率」や「被打率」といった数字です。
打率というのは簡単にいうとヒットを打つ割合。すごろくで言えば1以上を出す割合です。一般的に高ければ高いほど良いです。
被打率は逆に相手にヒットを打たれる割合です。すごろくで言えば相手の出目を0にできなかった割合。一般的には低ければ低いほど良いです。
このように、野球では選手やチームの評価をある程度正確に数字で表すことができます。
これは野球がすごろく的なゲームだからです。
例えばサッカーだと、チームへの貢献は数字では表しにくいものがあります。
位置取りによって、味方へのマークを減らしたり、相手の行動を制限したりできます。
しかしこういったプレーは数字としてみることは困難です。
常に動きが流動的であり、貢献の方法が多岐にわたるスポーツであることは魅力にもつながりますが、数字で見ることは難しいです。
逆に野球は様々なことを数字で見ることができるため、素人でも根拠を持った考察をすることができます。
さらに大切な事としてプログラミングとの相性が最高です。
適当な数字を拾ってきてPyhtonとかでウェイウェイすると、良い感じに色々なことが見えてきます。
プログラマーのみなさん、数字でみる野球面白いですよ。
一緒に野球見ませんか。